今日8月20日はハンガリーの建国記念日だそうです。
ハンガリーと言えば、僕はパプリカを想像します。スペイン・フランスを押し除け堂々1位の生産地です(と、40年前に学んだ。現在は…調べませんでした)
とにかく「ハンガリー料理といえばパプリカ!」「パプリカといえばハンガリー!」というくらいに使用されています。
オードブル、スープ、ソーセージ、サラダやドレッシング。そして鶏料理、魚料理、卵、肉料理の付け合わせなどなど…
グヤーシュスープという牛のごった煮みたいなスープが有名ですね〜たま〜に作ります。最近作らないなぁ〜
{謎の物体パプリカ}
子供の頃、ピラフを食べるとお米が黒オレンジみたいな色になっているのを見て、子供心に「なんでお米がこんな色しているんだろう?」と疑問に思ったんだけど、それがパプリカのパウダーだったんですねー。なんかレストランに連れて行ってもらった時に、僕はお子様ランチは絶対に食べなかったそうで、鉄皿に乗ったハンバーグステーキとピラフを食べながら「う〜ん大人…」と呟いていたそうです。(笑)
さーて、そんな子供の頃うっすら覚えていたパプリカ、45年間の修行生活で僕が一番ベストと考えるパプリカ美味求真の料理を教授いたします。
①なるべく肉厚なパプリカを選び、芯にフォークを刺してバーナーでパプリカ全体を焼いて、氷水の中で皮目を取り除く。
②パプリカを縦1/4にカットして、余分な種や白い部分を取り除き、ひたひたになるくらいのコンソメを加えて弱火でゆっくり煮る(ここで塩・胡椒で味を整える)
※酸味が多少欲しい時は、レモン汁を加える。
③コンソメを半分程残し、ミキサーにかけ、裏漉して滑らかなパプリカのピューレを作る。
④半分残したコンソメの2%量の板ゼラチンを溶かして混ぜ加え、冷やしておく。
⑤パプリカピューレの2%量の戻した板ゼラチンを加える。
⑥パプリカピューレの60%量の動物性生クリームを8分だてして⑤に加え、ゴムベラなどで空気を入れながら混ぜ、冷やして固める。
ムースをすくい盛付け、コンソメのゼリーを細かく叩いて盛付け、セルフイユを添え仕上げる。
美味しいですよ口福間違いなし!
※実際に作る際に細かいところなど質問があれば、どんどんメールくださいねmonsieur@monsieur.company
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by fingourmet · Published 2020年6月27日 · Last modified 2021年3月4日
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