ムシューのカトルカール 2

さて、今回は1/4×4種類の材料を紹介いたします。

⒈よつ葉無塩バター北海道十勝産の良質な生乳を100%使用して造ってます。ミルクの風味とコクが活きた贅沢な味わいあるバターです。もう一つ付け加えるとなかなか手に入らないことや何故か日本のプロの人達曰くお菓子作りに欠かせない失敗のないバターとも云われています。

因みに僕は、バター2種類使用します。もう一つのバターが、ボルディエバター無塩の発酵バターですフランスブルターニュ地方の牛から造っているこのバターはミルクの香りと濃厚な味わいがもの凄いです。

「発酵バターって?」不思議な聴き慣れない言葉が出てきましたね。製法としては、バターはミルクの脂肪分をかき混ぜて作ります。「発酵バター」はバターの原料となるクリームを乳酸菌の作用により発酵させてから作るのです。この発酵というひと手間かかる工程によって、濃厚な風味とコクが生まれ非常に香り高いバターとなるのです。この2種類をブレンドして使います。

⒉生砂糖加熱処理せず、糖分だけを取り出した生の砂糖です。未精製なので表面には蜜が付着しているのでミネラルが豊富。そして、何といってもこのうまみとコクは料理を更に美味しくしてくれます。ただ、お菓子などの砂糖としては粗糖なので不向きです、それでも一生懸命バターと和えて細かくなるまで愛情を注ぐ事によって素晴らしい味と生まれ変わります。努力は報われます(笑)

株式会社鴻商店さんの商品で検索してください。®️のため画像は載せられませんが、すぐにわかり手に入りやすいかと!ぜひ一度試してみてください。※ネット販売だと「えー」と云う様な値段のもありますので少量安く買える販売店を探しましょう。

⒊卵(ふじたま)卵は富士山の澄んだ空気と天然バナジウム含有の深層水を飲んで育った赤鶏が産んだたまご。生でも調理(加熱)しても黄身の色が鮮やかで濃厚な味わいがあります。

僕がこの卵を選ぶ理由はとにかく卵が入ってますと主張している卵くんです自己主張たっぷりなこの卵はカトルカール には欠かせません。

世界中で日本人だけが食するTKGにしても最高においしい、ムシュー推奨卵ふじたまです。

⒋粉(米粉)…僕が使用する粉はお米の粉です、所謂グルテンフリーです。別にグルテンフリーに拘って造ったのではありません。

きっかけはお米の開発に携わって農水省からの推奨みたいな事でした。しかし天邪鬼な僕には響きませんでしたので、お米繋がりから米粉を使う様になりました。米粉のサラサラ感や、ダマになりにくい性質、さらにカリッと香ばしい仕上りに感極まり、それ以降から小麦粉の代わりに米粉を使う様になりました。是非お試しあれ。

さて、米粉の中でもカトルカールに、お菓子に適した米粉は僕からお薦めとしては、熊本県産のミズホノチカラです。パンやお菓子作りに適した米粉だと思います。

次回はこの基本にクルミ・アーモンド・カシューナッツを加えた材料の解説です! お楽しみに。

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